このthatって何?that種類多すぎてわからん!長文に絶対出てくるthatの判別
長文を読んでいて、
that
という単語は
必ず出てきます。
しかし、
thatの用法が複数あって、
いまいち断定できない、
そんな悩みをもつ受験生は
たくさんいます。
僕も受験生の頃、
thatの和訳に
とても苦戦していました。
用法の解釈を間違えたら、
それで不正解に
なることだってあります。
そんな時、
1度、thatの意味を
整理しようと思い、
復習しました。
すると、
それぞれの用法には、
ちゃんと
決まり(法則)
があることに
気づいたのです。
その決まりさえ
わかれば、
もうthatで迷うことは
ありません。
その決まりは、
対象とするthatの
前後の単語に注目します。
まず、
thatの意味の種類を
整理しておきます。
①名詞節接続詞
②関係代名詞
③同格接続詞
④関係副詞
⑤副詞節接続詞
まず、
①名詞節接続詞
この用法では、
前回も説明した通り、
that節が文中でSかOかCの働きをします。
例
It is true that my mother is a teacher.
私に母が先生であることは真実である。
この文では、
that節は、主語(S)の役割を担っています。
②関係代名詞
この用法は、関係代名詞である
who/which/whomと書き換えられる万能型で、
先行詞は名詞で
that節が不完全な節になります。
例
I know a monkey that speak Japanese.
私は、英語を話すサルを知っています。
この文では、
先行詞がa monkeyで、
that節では、
主語が抜けています。
③同格接続詞
この用法は、
thatの直前は名詞、
that節は完全節となります。
しかし、
この直前の名詞は、
限られていて、
情報、考え、可能性
の意味の単語に
限られます。
例1
I am surprising at the fact that you are my cousin.
私は、あなたが私のいとこという事実に驚いています。
例2
I agree with the idea that English is necessary to work.
私は、英語が働くために必要であるという考えに賛成である。
④関係副詞
この用法は、
直前に
「時・場所・reason・way」、
that節は完全節
となります。
例
I want to know the reason that the earth was born.
私は、地球が誕生した理由を知りたいです。
この用法は、
めったに見ないので、
余裕のある受験生だけ
覚えておきましょう。
⑤副詞節接続詞
この用法は、
目的、結果、程度を表し、
that単体で
使うことはないので、
付属する語と
セットで覚えましょう。
~so that…(~in order that…) 「~のために…」
so ~ that…
「とても~なので…」
以上5つの用法があります。
直前の語や
直後の節で
どの用法か、
区別できましたね。
今回、この区別を
しっかりマスターして
長文読解に生かしましょう!!
最後に、
問題を一問出します。
どの用法か、考えて
和訳してみてください。
I don’t believe the evidence that there are my footprint in the room.
では!