norとかforは接続詞の用法もある?長文でも文法でも絶対に出る、接続詞を使った熟語的表現!
これまで、
何回も出てきた
接続詞という言葉、
その種類と違いは
理解できているでしょうか?
まず、接続詞には
大きく分けて、
等位接続詞と従属接続詞の
2種類あります。
今回は、
等位接続詞に
注目したいと思います。
等位接続詞の意味を
理解できていないと、
接続の前後を
ちゃんと和訳できていても、
間違った訳に
なってしまいます。
それによって、
文全体としての
内容が理解できず、
自分で勝手に内容を
変えてしまうことに
繋がります。
それでは、
見ていきましょう。
等位接続詞は、
同じものを結ぶ働き
をします。
みなさんご存じの
and,but,or,so
のほかに
norとso
も等位接続詞です。
norは、
否定語の後ろで、
「~も~もない」
と訳したり、
(orにもこの用法がある)
「否定文, nor~」で、
「また~もない」
と訳します。
forは、
soと同様に節と節を結んで、
直前に必ず,(カンマ)を置きます。
訳は、
「というのは、~だからだ」
という「理由」の
意味を表します。
この二つの接続詞は、
予めわかっていないと、
試験で訳すことができないので、
しっかり覚えておきましょう。
次に、
長文や文法で
必ず出る熟語的表現
を紹介したいと思います。
これを知っておくと、
長文では、
意味を理解するための
ヒントになり、
文法では、
考える時間が減り、
時間短縮につながります。
知らないと、、、
時間も大幅に無駄にして、
解くことすらできません。
次に、頻出表現を載せます。
① both A and B 「AもBも両方とも」
② either A or B 「AかBのどちらか」
③ neither A nor B 「AもBも~ない」
④ 命令文+and/or
「~しなさい、そうすれば/さもないと…」
⑤ not A but B 「AではなくB」
⑥ not only A but (also) B
「AだけでなくBも」
ここで注意が必要です!!
②~⑥までの熟語が主語として
使われている場合、
動詞はすべて
Bの部分に合わせます。
例
Either I or my brother has to take care of this dog.
私か私の弟がこの犬を世話しなければなりません。
この文では、
Bに該当するのが、
my brotherなので、
動詞はhasとなります。
このように
この単元は、
覚えることが多いですが、
非常に重要なので
しっかり覚えましょう。
次回は、
従属接続詞について、
説明したいと思います。
では!