文型による長文読解_ゆいと

文型を使った長文読解におけるポイントや裏技を書いています!

【実践問題】長い文章の問題を解いて、解き方に慣れよう!

前回に続き、

今回も問題を

解いていきます。

 

これからは、

実践問題をたくさん

解いていかないと、

身につきません。

 

これまでのことを

しっかり思い出して、

次の問題を

解いてみましょう。

 

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Q1.

News had already spread across this sleepy bayside village far out on Long Island that the strange genius with wild hair considered himself a sailor and had rented a summer cotage overlooking the bay.(岡山大学

 

とても長いですが、

やってみましょう。

 

まず、文型です。

S=News

V=had spread

M1=across this sleepy bayside village

M2=far out on Long Island

 

前半部分は

こんな感じです。

 

M1は、

動詞の直後なので、

Vにかかっており

M2はM1にかかります。

 

和訳は、

「ニュースは、

ロングアイランド

はずれにある

この退屈な湾沿いの

村中にすでに広がった。」

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続いて後半部分です。

that・・・同格接続詞

S'=the strange genius

M'1=with wild hair

V'1=considered

O'1=himself

C'1=a sailor

V'2=had rented

O'2=a summer cottage

M'2=overlooking the bay

 

このthatは、

だいぶ離れているけど、

Newsを説明しています。

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前やったthatの

決まり覚えていますか?

 

今回の文では、

まずthatよりも

前と後ろの文が

完結しています。

 

そのため、

名詞節接続詞

関係代名詞

副詞節接続詞

除外されます。

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残っているのは、

同格接続詞関係副詞

しかし、関係副詞は、

直前に

「時・場所・reason・way」

があるはずです。

 

ないですよね?

そして、

thaより前の文を

見てみると、

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同格接続詞の代表例、

情報を意味する

Newsがあります。

 

てことで、

同格接続詞

となります。

 

その後のand以下

どこと等位なのかは、

わかりましたか?

 

直後に動詞の過去形

があるので、

時制の一致で、

the strange geniusの

動詞2となります。

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また、

M'1は

主語直後なので、

Sにかかり、

 

M'2は、

目的語直後なので、

意味的にO'2

かかります。

 

よって、全体の和訳は、

「髪がぼさぼさな

奇妙な天才が、

自分のことを

船乗りだと思っていて、

湾を見渡す夏の別荘を

借りたというニュースが、

ロングアイランド

はずれにある

この退屈な湾沿いの

村中にすでに

広がっていた。」

です!

 

どうだったでしょうか?

今回は、

修飾関係にプラスして

thatの区別

混ぜてみました。

 

このように、

文型を使って、

英文を理解する

ことができるのです。

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自分の持っている

問題でもたくさん

練習してみましょう。

 

では!